2023年07月22日
耐震強度不足の住宅が問題になるのには、理由が2つあります。
一つ目は、家が倒壊して住人の命の危険があること。
二つ目は、倒壊した家が他の家の救助活動や避難を妨げる可能性があること。
家の倒壊による自分や家族の危険については、普段から考えている方は多いと思います。
でも倒壊した建物が、社会の中で問題を起こすことについてまでは、中々考えが及ばないですよね。
実際過去の大震災では、倒壊した建物が道をふさぎ、緊急車両が近寄れず、救助ができないということが起こってしまいました。
自分の家だけの問題ではないと認識することが必要になってきます。
自分の家とはいえ社会の構造物ですので、街を守るという考えで耐震補強を進めていかなければいけないですね。
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