2023年12月04日
マンションの場合は、ローン返済と税金納付の他にも、修繕積立金や管理費・駐車場代などが発生します。
戸建て住宅も修繕費用を積み立てておくことは望ましいのでこれを考えると修繕費には差がないといえます。
ですが、マンションはエレベーターを始めとして共有部分についての修繕費の負担や、清掃や維持管理を行うための管理費・さらに車があれば駐車場代が別途必要になってきます。
共有設備が充実しているほど管理費は高くなり、利便性の高い立地であるほど駐車場代も高くなり、さらに自転車やバイクの駐輪にも費用がかかります。
条件にもよることですが、すべて合わせて月額５万ほどかかるのも決して珍しいことではありません。
「老後資金2000万円問題」として騒がれた、高齢者家計収支では、住居費は約13.650円として計算されています。
この金額を超えて修繕費等を支払うということは、2000万よりもさらに貯蓄しておかなければいけません。
(50.000円-13.650円)×12ヶ月×30年＝1.300万円
マンションに住み続けるのであれば、3300万円準備しておかなければならないということです。
つまりマンションの販売価格に加えて、1200万円高い戸建て住宅を購入しても同じ生活費になるということです。
管理費・駐車場代・駐輪場代は、マンションを選ぶか、戸建て住宅を選ぶかの大きなポイントになるのではないでしょうか。
６回に渡り、マンションか？一戸建てか？についてお伝えしました。
ご参考にしていただければ幸いです。
